私だけの金髪王子様は二重人格

「そ、罰ゲーム。1か2どっちを破ってもし
てもらうから」



また、心読まれた。



「ば、罰ゲームって・・・・・・裸踊りと
か?」


そんなん恥ずかしくて無理~。



「んな古いことするかっ!!
お前の脳内は、おっさんか!!」



「なっ!!そんなん、おっさんに失礼じゃ
ん!!」



ん?これって、私おっさんですって言って
るようなもんじゃない??



「ククッ。普通おっさんの肩なんて持つか
?まじ、ホントお前って飽きないな」



「それ、褒めてんの?」



「そーだって」



絶対けなしてるもん。

それぐらい分かるんだからね?


こんなことで私は得意げになちゃってたり
する。




「そーだな・・・・・・。あっ!
そういえばお前。今日俺に嘘ついたよな??」



「えっ?そんなこともあったっけ?」



危険って感じがした。

だからとっさにとぼける。

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