ミムラス。~笑顔を見せて~

笑顔に恋をしたあの日。

「具合はどうですかー?」












ベッドから窓を見てると看護師さんが来た。














「ねぇ、外に出たいんだけど」













看護師さんは困ったように顔を歪めた。












分かってる。無理だってことぐらい。














「・・・安静にしててくださいね」















そういって看護師さんは出て行った。















『祐介君、そんなに長く生きられないんでしょ?』













『まだ若いのにね。』














『しっ。聞こえるわ』














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