真実の笑顔。
最後のほうはちょっと聞こえなかったけど・・・。














「夢なんかあるの?」













「あるよ。普通に」














伊集院は上を向いて空を見た。














「私ね、教師になりたいの」











「へー。小さい頃からの夢、とか?」











そう聞くと伊集院は少し悲しそうに笑った。














「・・・・・違う。最近、なりたいって思うようになったんだー」









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