真実の笑顔。
『ちょっとー桜ー。待ってよ!あんた、今日ぼーっとしすぎ!』
















『へ?あ、ゴメン。』















そんな会話が近くで聞こえた。














伊集院だ。この優しい声は俺の耳に焼き付いている。















「てか、次の講義って・・・・。・・・っ」

















その声は近くなってきて、俺を見つけて声を止めた。
















「高は「潤。そろそろ戻ろうぜ。」
















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