Pure Love






「龍…太…」



え…。



ベッドで寝ているはずの杏子が発した。



そして


「いや、やめて!
行かないで。
もう一人にしないで!」



と叫び出した。



俺は必死で杏子の手足を押さえた。



それで、もがく杏子。


「ヤダ…-!
やめて!!」



涙が落ちた。





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