Pure Love





「パニック症状よ。
昔のことを思い出して、混乱したのね。
もう大丈夫よ?
ただ、心配だから、病院へは行っておいて。
どうする?
私の車、出そうか?」



杏子はじーっと俺を見た。



なるほど、そっか。


「はいはい!!
杏子、待ってろ!
今、職員室で話してくる。」



一言、保健の先生へ言う。



先生はうなずき、俺は職員室へ向かった。






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