Pure Love






「こんな時にそばに居れなくて。
もしかして杏子と同居してますか?
前に家へ電話しても出なくて。」



心配させてしまった。



しっかりと言うべきだった。


「はい。
今は同居させていただいてます。
伝えれなくて、すいません。」


「私も父も忙しくて、日本に帰れなくて。
龍太くん。
杏子をよろしくね。
あの子の過去も…知ってるの?」





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