Pure Love






「はい。俺はよくわかります。
俺も昔、大切な人を亡くしたので。」



しばらく沈黙が続く。



もしかして俺は余計なことを言ってしまったのか。



「杏子は幸せよ。
あなたになら任せられる。」




杏子のお母さんは良い人だった。





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