Pure Love






「それじゃ…」




と電話は切れた。



俺はしゃがみこんで、ひたすら泣いた。




杏子が一番苦しいのに。



杏子のために何もできない自分が憎い。




その時。



携帯が鳴った。




相手は学校からだった。







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