Pure Love
「好きだったんだな。
そいつのこと…-」
好き?
違うよ。
そんな軽いレベルじゃない。
“愛してる”
「・・・・何も知らないくせに。」
「は?」
「何も知らないくせに、勝手なことばかり言わないで!」
ドンっと先生を突き飛ばし、保健室を出た。
「…どうしたの!?杏…」
「…。」
「大丈夫ですか!
水川先生。」
ゆっくりと起きる先生。
大っ嫌い。
こんな奴…・。
「・・・・大っ嫌い。」
そう言って、学校を出た。