Pure Love

安心できる別れ






楽しい時こそ。



時間は刻一刻と早く過ぎ去っていく。



「クラス替えとか、嫌だなぁ…。」



ついに高3となった4月。




私は望美と2人で並んで歩く。



足元は桜の花が落ちてしまい、ピンクに染まった。



「ねぇ、杏。
離れても、友達だよね?」



私には伝わった。



望美の不安な気持ちが伝わったよ。











< 201 / 238 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop