Pure Love

描く未来






「ただいま。」



「お帰り。」



「飯、食うぞ!
腹へったなぁ~」



「そうだね。」




私は龍太を直視できずにいた。





後ろめたい気持ちが心中にあって。





言いだせずにいた。





言わなくちゃダメ!ッとは思うけど。




「…杏子。
何かあるなら言って?」



「うん。」






やっぱりだめ。





隠すなんてダメ。






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