A love masterpiece war.
「分かった分かった。どうでもいい。」
ど・・・どうでもいい?!
「あんたがふっかけてきたんじゃん!」
「分かったから。つか、腹へった」
は?!ご飯作っといたでしょ!
「ご飯、食べなかったんだ?」
せっかく激辛麻婆豆腐は勘弁してやったのによ
「食おうとしたらドスって落ちたんだろ。どっかの誰かさんが」
「あたしのせいって言いたいんだ?放っといてくれてよかったのに。」
別に運んでなんて頼んでないし~
「馬鹿か。お前も一応は女だからな」
「・・・・・・。お気遣いドーモ。で?今、何時?」
急に女扱いされるとドキッとするもんだね。
「今は、10時まわってるな。」
「10時~?!8時に起こしてって言わなかったっけ?!」
10時なんて・・・お母さん、夜勤行ってるよ!鍵ないよ
お姉ちゃんは彼氏の家に泊まるって言ってたし
「馬鹿尚輝!鍵持ってないんだから!」
あ~・・・もう帰れない。いくら隣同士だからって・・・
「泊まればいいだろ。」
「簡単に言わないでよ!お風呂どうすんの!着替えとか!」
"泊まればいいだろ"って・・・馬鹿じゃないの?!