A love masterpiece war.
「てめぇ、笑ってんじゃねえぞ。」
「あ、あは?村田の授業遅れるよ?」
話しを変えてみよう作戦!
「話し逸らしてんじゃねえよ。来い」
肩に腕を回されてズルズルと引きずられる
「どこに行くの?」
「気にすんな、サボるだけだ。」
・・・え。サボるんだ
「大丈夫なの?村田だよ?」
「大丈夫だろ。クラスのやつが誤魔化してくれる」
・・・その自信は何処からきてるの?
「てか、屋上行ってんの?」
屋上とか鍵がないと入れないんじゃん
「って、何で鍵なんか持ってんの?」
「パチってきた。」
あ~、なるほど。何処かの誰かから鍵を取ってき・・・
「・・・はい?パチ、パチ、パチって?」
「何キョドってんだよ。」
いや・・・挙動不審にもなるでしょ。
「返せ!とりあえず鍵を返せ!」