甘くてトロける…?
「先生っ」
ガラッと勢いよくなぎさが入ってきた。
「あらっ、…ちょっと先生用事思い出したから片岡さんのことよろしくね」
(青春ね)
「大丈夫?」
「平気だよ、ごめんちょっと眠るね。」
「ねぇ…さな…食欲がなかったり、眠れなかった時
誰の顔を浮かべてた…?」
ドキ 「(…えっ…?)」
「…」
「…寝ちゃったか」
ポンッと頭を触られ、
「指つけてくれてないか…
もしかしたら手紙すら読んでないのかな…」
聞こえるか聞こえないぐらいの声でつぶやき
保健室から出ていった。