夏の恋2
アクションとラブコメの映画を借りて近所のレンタルショップから戻ってきた。
『どっち見る??』
「う〜ん、峻介が選んで!飲み物はウーロン茶でいい?」
『おう。』
私はお茶とお菓子をテーブルまで運び、峻介はDVDの準備。
カーテンを閉め照明を少し暗くする。
「もう見れる?」
『うん、こっちおいで』
峻介はソファーの上にあぐらをかいてリラックスモード。
「あはは。完全にくつろいでるね」
『このソファー座り心地いいな。すげー落ち着くんだけど。』
「でしょ?一目惚れしたから奮発しちゃったんだ。
テレビ見ながら寝ちゃうくらい気持ちいいの。」
『じゃあ、今からも寝ちゃうんじゃない?』
「大丈夫だって、寝ないもん。」
私は峻介の隣に、普段と同じ様に自分の膝を抱えて座る。