夏の恋2
「あぁ〜面白かったね。でも最後泣けちゃった。」
『そうだな。
こうゆう恋愛ものは見ないけど、意外と良かったな。』
「適当に選んだのにね。
ってか峻介…、妙に近くない??」
『えっ!?今さら?
俺が近付いてたの気づかなかったの?』
「えぇ−っ…!全然知らなかった。」
『じゃああれは無意識だったの?』
「…何が??」
『はるかさ、俺の膝の上に手乗せてきたり、肩に頭もたれてきたりしてたぞ?』
「うそっ!?
自分で気づいてないんだけど…。」
『あはは!全然いいよ。
俺は嬉しいし大歓迎!
むしろはるかの方から迫って来てくれてもいいけど。』
「もう、そんな恥ずかしいことでき……」
言い終わらないうちに、峻介がぐっと近寄る。