夏の恋2
いつの間にか私も峻介も眠っていた。


ふと目が覚めて時計を見ると夜中の1時を回っていた。



体を起こすと峻介も目を覚ました。



『…今何時??』


「1時過ぎたくらいだよ。明日仕事じゃなかった…??」


『うん…仕事。』



「もう帰っちゃう…?」


『もう少し一緒にいる…。明け方くらいには帰らないと、仕事間に合わなくなるからな…。』


そう言って手を握ってくれた。


そしてまた、私達は抱き合って眠りについた。
< 53 / 55 >

この作品をシェア

pagetop