お前のためなら死んでやる

「ごめんごめん。じゃああっち行こ」

そういっていきなりあたしの手を引っ張りだす桜咲。

「ちょっ、まって」

あたしの言葉なんか無視されて、屋上につれてこられた。
まだ、授業中ともいうのに自由な奴。

それより屋上ってGOD-1の面子しか入れないって暗黙の掟があったような…


「ねぇ、あたし入っていいの?」

「いいの、いいの」

なんだただの噂か。誰でも入って良かったんだ。

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