お前のためなら死んでやる

………………………
………………

こんな状態で何時間居ただろう。

空が暗闇に包まれたと同時に、気温も下がり始める。


気持ちが落ち着いた時に思い出した。

「…鍵忘れた」

財布も携帯も学校に置きっ放し。こんな時間学校に誰も居ない。

どうしよう、ホテルに泊まるお金もない。

とりあえず、マンションに帰ろう。管理人さんが居るかもしれない。居たら開けて貰おう。
今夜は夕食も食べれないな…
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