お前のためなら死んでやる

あの時、あの公園であった“本当”の事実を知っているのは、高校生と俺とリョウとシュンだけ。

俺の味方になったのは、親でもなく大人でもなく、警察でもない。

まだ同じ小学生だった、リョウとシュンだけだった。

俺ら3人は切っても切れない、絆がある。

それは、過去を共有した俺らにしかない固い難い堅い絆。
自分の身は自分で守る。
小さいとか弱いとか関係ない。

『親が子を守る』そんなの信じない。

俺はリョウとシュンを守る。

喧嘩だってそのため。

俺と一緒にいて嫌われる二人。

それでも俺と一緒にいたいと誓ったあの公園で俺も誓った。

【お前のためなら死んでやる】

それが、GOD-1の始まりだった。
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