お前のためなら死んでやる

俺は大人を信じない。

でも、シュンがGOD-1に入った時知樹さんは俺に頭を下げた。

「シュンと仲良くしてくれてありがとう桜咲」


俺は今まであった疑いを忘れただ言った。

「顔上げて下さい知樹さん。シュンは俺が守りますから。」

顔を上げてみせた知樹さんの表情は柔らかかった。

そんな知樹さんに会ったのは久しぶり。

まさかこんなところで経営してたなんて。

「桜咲、久しぶりだな。益々イケメンになりやがって。それよりどうした?ここ未成年者は入れないんだぞ?まぁお前は良いよ。いつでもこいよ。」
「あざす。あのここに五十嵐って子きませんでしたか?」
さっき入っていったのを見たのにいない。どこにいったんだ?

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