お前のためなら死んでやる
俺は五十嵐の前の席に腰掛け、五十嵐の机に肘をつきながら五十嵐と話していた。
邪魔と言われ、それならと俺は五十嵐の腕をひき強引に屋上につれてきた。
入っていいかと聞かれれば、普通の奴は入っちゃ駄目ってなってる。
コイツは良いや。俺を助けた恩人だし。
ただの噂か。誰でも入って良かった。勝手に勘違いして嘆いてる五十嵐が可愛かった。
君は誰よりも可愛いと
あの昔あった少女のように可愛いと
俺は目の前の五十嵐を好きになったんだ。