お前のためなら死んでやる

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つれて来たのは、溜まり場兼俺の家。

本当の家はここじゃない。

公園の近くにある昔住んでた家が一応俺が住んでるって事になってる。

そこには誰も住んでない。

家政婦だってもういない。

親は海外にいる。

あの家に俺だけを残して。

未だに住んでいるとでも思っているのか？

旅立ったあの日から一度も連絡をしない奴らにわかるはずないか。

俺はあんな家になんか帰らない。

今の居場所は、この溜まり場だから。

溜まり場の中にある俺専用の部屋が俺の生活の場。