海賊と私


 「お前には俺が選んでやる。」

 クリュウさんと同じ様な事を言って不適な笑みを浮かべた

 それから誰が私の服を選ぶかでずっと言い合いをしていた

 「いや~お前はモテモテだな!!」

 私の隣で呑気に話す船長さん

 『船長さん!そんな呑気に言ってないで止めて下さい』

 「ん~…」

 『船長さん!』

 「分かった分かった!」

 そう言って船長さんは言い合いをしているみんなに向き合った

 「お前らその話は終わりだ!!!渚の服は俺が決める」

 『え…』

 「ちょっと待って下さい」

 「これは船長命令だ!」

 そう言って船長さんは満足そうに笑った

 「最初からそのつもりでしたね…」

 そう言って船長さんを睨み付けるシイさん

 シイさんがこわい…

 そんなやり取りをしながら私達の乗る船はジョウ市に向かっていた




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