海賊と私
何故かそれを見た町の人たちは青ざめていた
『どうしたんすかね?』
「さぁな…喧嘩見て怖じ気づいたんじゃないか?」
周りをよく見ると町の人はその場から距離をおき始めた
おいおい!いくら怖じ気づいたからって誰も助けねぇのかよ!
『おい!おっさん。あいつ助けねぇのかよ!』
「お前知らないのか?渚ちゃんのこと」
『は!?渚ちゃん?』
「助けないんじゃない…助けられないんだ」
は!?意味わかんねぇ…
だけどこの言葉の意味を身をもって知ることになるとは…この時はまだしるよちもなかった…―