君に恋した☆
急な加奈の質問
戸惑う心

震える声
「そ…そんな事ないよ。分からないから。好きとか」
「そっかぁ…」

それだけを言って加奈はどこかへ行ってしまった
その日から加奈が少しよそよそしくなったのは言うまででもない。


次の日美桜は学校に来なかった
その次もさらに次も来なかった。

一週間がたった頃だった…

「ねぇ…勇気…話が有るからちょっと来て?」
「お…え?あーうん。」
ボケッとしていた俺は何気に焦った
「告白ー!?勇気モォテルゥ!」

周りの男子がはやし立ててくる
ウッルセー…


裏庭についた
加奈は恥ずかしそうに笑いながら言った

「うち、勇気が好きなんだよね。」
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