幼なじみに、恋をする。
「ミナミ、待って。」



何時も通りの言葉。



ヒカルは気づいてないかもしれない
けど、私のこの時の顔はニヤけてる。




だって、だってだって!!





ヒカルと二人乗りできるんだもーん!!





「後ろ乗って。学校まで一緒に行こ。」




トントン、と荷台を叩くヒカル。




「ありがとー!!」




私は何の迷いも無く、慣れたような
手つきで乗った。





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