メール受信中
「―――っ!!!???玲奈っ…」
ガタガタッ―…!!
玲奈を確認できた瞬間
無意識のうちに
玲奈 と叫び、駆け寄っている
自分がいた。
「……達也…さ…?」
玲奈は、ものすごく痩せて
だけど
お母さんが言っていたように…
身体中が
ものすごく擦られたあとで
真っ赤に腫れあがっていた。
痛々しい、玲奈の姿。
こんなにしたのも
全て 俺のせい……――、
あんな可愛かった声は
ガラガラでスカスカで…
やっと出たくらいの
かすれ、小さな声で―…
でも 確かに 玲奈の声で。
そして その変わり果てた玲奈が
俺を、呼んだ…
「た…つやだよ、俺だよ玲奈…!ほんと…俺なんか会いに来ちゃ行けないんだけど…」
ポロッ…ポロ…。
かっこわりぃ。
…俺は、
一番泣きたい人を目の前にして
涙を流した。