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淡い水色で統一してある
俺の部屋に

ギシッギシッと
ベッドがきしむ音と
玲奈の喘ぎ声が


―――響いた…―――






昔、いつも冷たい毒舌を
吐いていた玲奈の口は
「達也さん」と、可愛い声で

連呼 した。



俺は嬉しくて 嬉しくて……



だけど






「ごめ…なさい…っ。汚くて…」






俺は、見つけてしまったんだ。




…………その、跡を……、




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