シュガー◇*゚+
「どうだかな。俺は死なねぇよ。お前は笑ってろ。笑顔が一番だ。……チュッ……」
おでこにキスを落とす和也。
不意に起きた事に心臓が高鳴る。
「もう少し寝てろ。」
部屋を出ようと私から離れる和也の服を咄嗟に掴む。
「……ん?」
「……一人にしないで………………」
自然と口にした一言。
すると和也は私の寝ているベッドに入って私を抱き締めた。
「……和也?」
和也を見上げる私。
「……早く寝ろ。早く寝ねぇと一人にするぞ。」
「や、やだ。」
小さい子どもを脅してるみたい。
今、私が気付いたこと。
それは和也が私より年上ってこと。