シュガー◇*゚+


「……もう、いいよ。和也なんて……好きって………愛してるって言ったのに………その直後に知らない女とキスするような奴なんて…もう知らない。……私は莠馬くんしかいないの。莠馬くんのところに行くから……殺して。」


お願い………


殺して……………


「……死んでも、莠馬に逢えねぇよ。」


え………?


死ななきゃ逢えないよね……


「……どういうこと?」


「………薔華に聞けよ。」


「……わかった。」


携帯を片手に家を出た。


「もしもし、薔華?今から会える?」


『いいよ―♪いつもの居酒屋ね。』


「うん。じゃ、またあとで♪」















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