100万粒の涙。⊹.*
「マジですか・・・」
こんなことがありながらも、何とかピクニックを終えた
とっても楽しかった。
鬼ごっこしたり、かくれんぼしたり、寝転がったりして遊んだ。
結果、全部陸が鬼で終わった。
みんなとの思い出がいっぱい作れた。
あたし達は倉庫に向かった
―――ガチャ
「みんな~っ!!ただいまっ!」
あたしが笑うとみんなも「おかえり~」「楽しかった?」「俺も行きたかった~」などと言ってきた。
「次、行こうねっ!!」
あたしが微笑むと、みんなも微笑んだ
「さーやっ!!おかえり~!」
「ただいまっ!!!!!!」
あたしはキッチンに入った
そしてすぐに拓に抱きつく
拓は、お兄ちゃんみたいなもんだ。
まあ、あたしが年上だけど、背も高いし、頭もいいし、冷静だから。
「彩、拓の事大好きだね」
慎と健が笑いながら言う
「うんっ!!大スキっ!
慎と健も大好きだよっ!!!」
あたしが言うと、3人は顔を赤くした
「拓っ!おんぶしてっ!!!」
拓はしゃがみこんだ
あたしは拓の背中に乗る
拓はあたしを背負うと、キッチンを抜け出して、走り出した
「早~いっ!!楽し~っ!!」
あたしは拓に抱きつきながら笑った
拓も笑いながら走る
陸はそんなあたし達を見て写真を撮る