100万粒の涙。⊹.*
あたしは小6の頃の夢を見た。
“バッカじゃないっ!!!
友達? んなワケないじゃん”
“本当。冗談も顔だけにしてよね!
キャハハハッ”
“可愛いからって、いい気になってんじゃねーよ!!!”
“人の男取っていい気分? 尻軽なんじゃな~い?”
“薄汚い女っ!!!”
ベットから起きあがった。
イヤだ。
もう過去の事なのに。
苦しい…。
動機とめまいがあたしを襲う。
あたしは今にも飛びそうな意識を保って、何とか薬を手に取った。
口に当てて、息をする…。
何とか落ち着いてきた。
鏡の中のあたしは、汗を掻いてた。
ふらつく足取りで冷蔵庫に向かった。
ペットボトルのお茶を1口飲む。
そして、自分を落ち着かせる。
あたしはたまに、発作を起こしてしまう。
―――キンッ
頭に痛みが迸った。
だんだん引いてくる。
今、何時だろ?
携帯を取り出し、時間を見る。
―――AM5:00
このまま、起きとこう。
寝ても、すぐ起きなきゃいけないし。