100万粒の涙。⊹.*


何と言う礼儀知らず…。

あたしは祐樹の隣に腰掛けた。
そして、ご飯を選ぶ。


食べ終わると、みんなで倉庫に向かった
朝から倉庫なんて久しぶりだ…。

――――ガチャ

入るとすぐに、みんなが向かい入れてくれた。
祐樹達は下っ端達とお話してる。

「さーやっ!!おはよ~!!!」
「おはよ~!!拓と慎と健っ!!!」
3人はキッチンで朝ごはんの片づけをしてた。
あたしは3人に駆け寄ってお喋りする。

今ではこの3人、あたしの大親友だ。
「今日の昼飯、何がいい?」
「あたし、タコライス食べたいっ!!」
「おっ!!いいね!じゃあタコライスにするか!!」
「ヤッター!!!ありがと~!!」
あたしはキッチンに入る。
そして、拓の傍に行く。

「…拓。身長伸びた?」
「え?伸びたか?」
前まで、ちょっとしか変わらなかった身長が、急にグンッと差が出てる

「あたしと、あまり変らなかったじゃん……」
「あ。本当だ、彩ちっちゃくなってる」

拓は笑いながらあたしの頭に手を置いて笑った

「拓が伸びてるのっ!!!」
あたしは頬を膨らませる。
みんなが顔を赤らめて、目を逸らした。

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