100万粒の涙。⊹.*
「んねっ!今度みんなで遊びに行かない?」
「おっ!!行きた~いっ!!」
「俺らも行く~!!」
「ヤッタ!!んじゃ、拓と慎と健で行くか!」
あたしがニカッと笑うと、後ろからまた…
「陸~!いきなり抱きついてこないでっ!!」
「んー?いいじゃんっ!!だってさーちんがみんなとラブラブしてたんだも~んっ!!」
「ラブラブ?!…してませ~ん!あたし達は遊びに行く約束してただけです~!!!」
陸が大きく目を見開いて「ひっど~イ!!俺も行きたいっ!!!ノケモノにすんな~!!!」と言ってあたしに正面から勢いよく抱きついてきた
みんなはそれを見て笑ってる
「いいじゃん、彩。陸さんも一緒に行きましょう!!」
拓と慎と健が微笑んで陸に言った
「お前ら~!!超いい奴っ!!ありがと~!」
陸は拓にまで抱きついた
拓は焦ってる
陸は拓から放れて、再びあたしに抱きついてきた
「何事~?こんなに騒いで」
涼がキッチンに入ってきた
「今度ね、みんなで遊びに行くんだ~!!
涼も一緒に行く?」
涼はニカッと笑って「行く!」と言った
「それじゃあ、祐樹達も誘うか!!」
あたしは陸と一緒に祐樹達の元に駆け寄った
「祐樹っ!次さ、みんなで遊びに行くんだけど、祐樹も来る?」
「…行く」
祐樹は口角をあげて、あたしの頭をクシャと撫でた
「俺も行く!!」
祥も笑顔で申し出た