100万粒の涙。⊹.*
あたし達は食べ終わると、祐樹に「…そこに置いてあるから、着替えて来い」と言われた
あたしは、それを持ってからクローゼットに向かった
「うわ~!!凄い!!
何でこんなお洒落なの?」
あたしが着てるのは、ヒラヒラの洋服に、短いズボン。
・・・超可愛い。
んでも、こんなのあたしが着て大丈夫か…?
あたしは不安に思いながらも、リビングに向かった
――――ガチャ
うわ…みんな超お洒落…。
カッコよすぎでしょ……。
ってか、どっかのモデルですか?
雑誌に載ってるんですか?
ってか、雑誌に載ってるモデルよりも、かなり祐樹達がカッコイイ。
「…んと…こんなんでォ―ケ?」
みんなはあたしを見た瞬間固まった
そして、だんだん顔を赤らめる
やっぱり、似合わない?
すみませんね…あたし、ブスですから…。
祐樹が黙ってこっちに向かってきた
「…超似合ってる」
へ・・・?
祐樹は口角をあげてあたしの頭を撫でた
「本当、似合いすぎて困るよ…」
涼も微笑んだ
「んじゃ、倉庫行くか!!」
あたしは祐樹に手を引かれて、倉庫に向かった
倉庫に入ると、みんながあたしを見て固まって、顔を赤くする。
あ、ある意味、怖い…。
「彩っ!祐樹さん達、準備出来ましたっ!!!」
後ろを振り向くと、拓達があたしを見て顔を赤くする
ってか、拓達も超お洒落…。
もう、みんなカッコよすぎじゃん?
凄いよ…。
「んじゃ、行こうか」
涼の声であたし達は倉庫を出る。