100万粒の涙。⊹.*
祐樹が、綺麗な音色を奏でながら近づいてきた。
そして優しい顔をして微笑む。
あたしも、歌いながら優しく微笑む。
そしてみんなに顔を向けた。
涙はどんどん零れ落ちる。
祐樹は優しく笑って、ゆっくり頷いた…。
あたしも、ゆっくり頷く。
そして、一緒にみんなの方を見た。
そしてまた、一緒に微笑んだ。
何かね、気持ちよかったんだ…。
みんなに、認められてる様な気がしたから…
これからも
一緒に頑張って行こうね?
あたしは
短い命だけど…
思い出、いっぱい作ろうね。
あたしを救ってくれてありがとう。
貴方達がいなければ…
貴方達に出会ってなかったら…
…今のあたしは、きっとない。
これからも
たくさん迷惑かけると思うけど…
…傍に。
貴方の傍に居させてください。