100万粒の涙。⊹.*
「おはよ。彩夏」
「おはよっ!!涼!!」
涼はニッと笑って、あたしを見てから
すぐに、祥に黒い笑顔で「何?」と言った
祥は言葉も出ないらしく、頭を横にブンブン振った。
陸と大輔は「ま、まあまあ」と言って、涼を宥めてる。
涼が機嫌を取り戻すと、あたしは祐樹を起こした
「祐樹っ!!!起きろ~っ!」
「…んあ?……」
祐樹はダルそうに顔をあげてあたしを見る。
「おはよッ!!祐樹っ!」
「……はよ」
祐樹は朝が苦手らしい…。
あたし達はなんだかんだありながらも
朝ごはんを食べ終えて、デジカメを持って
倉庫に向かった。
―――ガチャ
「おっはよ~!!」
あたしは笑顔で中に入って行く。
みんなが色んな声をかけてくれる。
「さ~やっ!!おはよ~!!」
いつもの3人組だ!!
あたしはデジカメを向けた
「ハイっピース!!!」
あたしが言うと、3人は一応ピースした。
あたしは笑いながら、キッチンに駆け寄った
「おはよ!!みんなっ!!」
「な、何だったんだ?あれは…」
あたしは笑いながら「デジカメ」と言った
「それは…知ってる」
3人は、呆れた顔して笑った