君に、捧げる
第一章



初めて君を見たとき、

特別、可愛いなんて思わなかったんだ。


なんとなく、気になってた


こいつ、あんな男が好きなのかなって…。


そんなんで幸せなのかなって…。


あの頃の俺は、

ただがむしゃらに走ってた――



















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