キスより甘く。
「いいよ、キスしても」
「…っだから、したくな…」
「千麻ちゃんからねだったら」
チロリと赤い舌を覗かせ、佐伯諒は自らの唇を舐めた。
その仕草が、妙に色っぽい。
「したい…?」
「……っ」
も、なに、この男。
フェロモン出てるんだって。
フェロモン!
「は、離れて……っ」
「なーんで?」
「な、んで、って」
ヤバい。
心臓持たない。
てかなんで、こんなにドキドキしてんの!
「――っっ」
また意識飛びそう。
「…っだから、したくな…」
「千麻ちゃんからねだったら」
チロリと赤い舌を覗かせ、佐伯諒は自らの唇を舐めた。
その仕草が、妙に色っぽい。
「したい…?」
「……っ」
も、なに、この男。
フェロモン出てるんだって。
フェロモン!
「は、離れて……っ」
「なーんで?」
「な、んで、って」
ヤバい。
心臓持たない。
てかなんで、こんなにドキドキしてんの!
「――っっ」
また意識飛びそう。