永遠の愛
あの美しい美少女。
命を救ってくれた彼女
一目惚れなど、軽すぎて使いたくない言葉だったが、
恋心に理由などない
と開き直らせてくれた
今まで観たこともないくらいの美しい存在で、
学校でも、謎のベールに包まれた存在の彼女
その彼女は、
歌を歌っているのだ
歌声も、鈴がなるような美しい声だった。
彼女のことだ、きっとライブハウスで歌を歌っているなんて、学校の連中に教えてなどいないだろう。
聖域とも言えた、ライブ。
学校の連中に言う訳がない。
僕は、彼女の秘密を知ったのだ。
僕は、あまりの嬉しさに顔がほころんでいた。
彼女は、僕に気づいていただろうか。いや、流石に最前列の僕気づかないはずがない。
僕は、軽い足取りで家路に就いた。