永遠の愛
「心配してくれたのですね」
薔薇柄で、生成のジャンパースカートに黒い編み上げブーツ
髪は、三つ編みにシンプルなリボンで深緑のカチューシャをつけていました。
今日は、全身InnocentーWorldだな。
と思いながらも、彼女が生きていたという事実と何より、2人きりで話せてるということに幸せを感じていました。
「うん…昨日、僕も丁度、偶然だけど君のライブを見に行っていたんだ」
「知ってるわ。ふふ…一番前で見てくれたのよね」
微笑みながら、話す彼女は、天使のようだった。
「でも、歌のこと。。誰にも言わないでくれないかな?…まぁ、歌う場所がなければ、もうライブハウスも閉鎖するだろうし……人前で歌うこともないのだけれど」
急にライブハウスの事件の話になったので、僕は怖がっていないふりをしながら、
「昨日。何があったの?」
と思いきって尋ねました。