*PRECIOUS DAYS*
帰りのバス内は、とても静かに感じられた。
行きのときは、あんなにハッスルしていた遥菜でさえも、もうぐったりだ。
どうして遊園地って、こんなに疲れるんだろう。

そんなことを思ってるうちに、自分もだいぶと眠くなり眠りについた。
バス特有の揺れが、とても気持ち良かった。
夢うつつな状態だったけれど、あのときの感覚を少しずつ取り戻すようにして思い出していた。
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