永遠のブランコ
あの、不良の…
浅野カイトだったから。
「えっ!ってなんだよ!」
「いや…カイトでも、謝るんだーって思って…」
「ふーん…てか、初めて話すのに呼び捨てとかいい度胸じゃん。
それとも、俺のこと気に入っちゃった??」
「ちっちがうもん!!
たっただ、浅野君って呼ぶより、カイトってよんだほうが呼びやすかっただけだもん!!」
「そーかなー!?俺にはちがう考えが見えるんだけどなーww」
「そんなこと無いもんっ!!」
「はいはい。じゃーね、莉己☆Ξ」
ムキー!!呼び捨てすんなー!!
でも…意外なキャップにはハマっちゃったけどね☆
怖い面×素直な面×俺様な面が、知れてよかった☆
このあと、自分がこいつのことが好きになるなんて、考えてもいなかった。
だって、今莉己はカイトのことをおもしろい不良としてしか見てないんだもん。