永遠のブランコ





一人で自分の世界に飛んでいたら、いきなり声をかけられた。



「あのさ、うちもみんなに言わなきゃいけないことがある。」



「「なにっ!!!!」」


うちと瑞奈の声が重なった。




もしかして…親友やめたいとか言うんじゃないよね…?うちはぜったいやだよー(泣)



瑞奈と目を合わせて、
ゴクッと喉をならしたとき…



杏李が口を開いた。




「うちね…








あのね…










最近きずいたんだけど…












颯くんのことが好きになっちゃったみたいなの…(〃∀〃)」






そっかー。
親友やめようとかじゃなくてよかった。
一安心。これで今日の夜ぐっすり眠れる。




「「って、えっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」




またしても、うちと瑞奈の声が重なったのは言うまでもないだろう。
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