永遠のブランコ
どっちに聞こう…。
ヒロト?カイト?
ヒロトのほうが話しやすいなあ…。
「莉己はよー。」
「わぁっ!カイトおはよー。」
「わあっ!ってなんだよ!」
「いや、いきなりだったから…びっくりしてさ。」
「あ、ごめん。今度からは驚かさないようにがんばるから。」
「あ…うちもなんかがんばる!」
「なんかってなんだよ(笑))」
「なんかはなんかだよ(笑))」
キーンコーンカーンコーン…
キーンコーンカーンコーン…
「あっ。予鈴なっちゃた。」
「じゃあ、また後でな。」
「うんっ。」
また後で…か。
また話せるんだ。
なんか…うれしい…。
てか、今もめっちゃ話したよね?
なんか、唯一話せる存在っぽくてうれしい。
あー早く授業終わんないかなー…。
ぜんぜん気にしてなかったけど…もう…恋に落ちてたのかも。