永遠のブランコ
キーンコーンカーンコーン…
キーンコーンカーンコーン…
ふぅー。やっと終わった。
妙に長かった気がしたんだけどな…。
気のせいだよね…。
「ねぇね。莉己。」
「ん。なに?」
「うち、やっぱり颯クンに告るよ。」
「まじで!杏李ならいけるよ!」
「そうかなー…。」
「そうだよ!てか、まずはアタックしなきゃね!」
「うん。がんばるよ。」
杏李はかわいーなぁ。
もともとかわいいのに恋なんかしちゃって。
なんか、こっちまで照れてくる。
まぁ、恋する乙女はかわいくなるって言うからね。
かわいくなるのかー。
だったらうちも恋…してみようかな。
てか、恋…したいな。
でも、どうしたら恋…できるんだろぅ…。
「おれがおしえてやるよ。」
「にょぇっ!!」
なんでいきなりヒロトが話に入ってくるんだよ。てか、うちの心の声が聞こえちゃってんのさ。
最悪だよぉー(泣)
「で、恋したいんでしょ?」
「う…うん。」
「じゃあ…