永遠のブランコ
合コンってカラオケに来るもんなんだぁー…。
ぼーっと立って居たら、いつの間にかみんな居なくなっていた。
あれ?…辺りを見渡しても誰一人居ない。
今この部屋にいるのは店の定員2人とうち。
定員の人はこっちを不思議そうに見てくる。
定員に聞けば、部屋番号を教えてくれるのだろうか…。
でも、なんか緊張する。
わかんないなんて、おまえはおこちゃまか。みたいな感じで思われたら終わりだぁっ!
と思い、なかなか部屋にいけず、少しずつ時間が進んでいた。
もうやだぁ…。帰ろっかなあ…。とあきらめかけていたそのとき、後ろからいきなり腕を捕まれた。
「誰っ!!」