暴走★Boy 



「黙れよ」


そう言って、腕を振り払った俺。



「ぁ、ちょっ!斗和!!」


「んだよ」



「質問!答えてよ」


「もし、そーだとしても。おまえらみたいなのに興味ねぇから安心しろ」


そう言って、歩きだす。


後ろでぎゃーぎゃー騒いでようと、振り向かない。


言いたいように、言わせとけばいい。



「斗和」

小走りで、ついて来た麗奈。


「サンキューな」


「ぇ?」


「助かった」


ポケットに手を突っ込みながら、そう言った。













< 3 / 109 >

この作品をシェア

pagetop